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導き手END「レオン視点」

ツェーゼの村
「んもぉ〜!?
 なんで、もっと早く起こして
 くれなかったのよ!?」

「起こしたっていってるだろ?
 あと少し、ってベッドから
 出なかったのは、お前だぞ」

「むむむむ・・・っ」
獅子王の家の入り口
「ヤットキタカ・・・」

「やれやれ、相も変わらず
 にぎやかなことだな」

「みんな、お待たせっ!」

「もぉ〜、おねえちゃんも
 おにいちゃんも遅いよぉ?」

「当の主役が遅れてくるとは
 言語道断なのです」

「言っとくがな、オーレル
 いつものように、原因は
 エイナの方だからな?」

「でしょうねえ・・・」

「ちょっと、二人とも!?」

「ほらほら、おねえちゃん
 怒っちゃダメだよう」

「ピアの言うとおりだぞ?
 ただでさえ、遅れてるんだ」

「急イダホウガイイ
 サモナイト、獅子王サマニ
 マタ、説教サレルゾ?」

エイナ&レオン
「う・・・」
獅子王の家
「ばっかもおぉぉぉぉん!!!!」

エイナ&レオン
「・・・すみません」

「まったく、他人を導く者が
 時間どおりに約束を守る
 こともできんとは・・・
 我は情けなくって
 涙も出てこぬわい!」

「まぁまぁ、ファイファーさま
 そうしたことは、これからまなんでいくことですし」

「ノヴァ・・・」

「いやでも、直させますよ
 ビシバシと指導しますから」

「う・・・」

「やれやれ・・・」
獣魔の森
「見送ってやらないのですか?
 今日は、あのお笑いタッグが
 「導き手」として修行の旅に
 出る日だというのに」

「必要ねえよ、めんどくせえ
 だいたい、ひょっこりツラを
 見せたりしたら、オレらまで
 まとめて再教育されかねん」

「ロクデナシですからね
 グレて、ツッパって
 クダをまいてるダメ人間」

「ヒイヒイ言わせっぞ?」

「やつ当たりはみっともないです」

「・・・ったく
 それに、会いたくなったら
 ぶらっと顔を見に行きゃあ
 いいだけのことさ
 オレらは、根無し草・・・
 この世界で誰よりも自由な
 生き方をしてんだからな」

「住所不定無職ですしね」

「・・・捨てるぞ、マジで?」
試練の道出入り口の近くの崖
「この景色とも、しばらくは
 お別れってことだな」

「ちょっとだけ、さみしいね」

「ああ・・・」

「でも、今度の旅でだって
 きっと、いろんな人たちや
 いろんなものに出会えるよね」

「あぁ、きっと新しいことに
 気づいたり、驚かされたり
 することになるさ」

「世界は広くて・・・
 一瞬ごとに、新しい姿へと
 生まれ変わってるんだしね」

「でも・・・
 それでも、ずっと
 変わらないものもある」

「人と人との結びつき
 思いを交わしていくこと」

「そうやって、命はきっと
 受け継がれていくんだ」

「うん・・・」


  願わくば―――
  後悔すること無く
  より多くの笑顔達に囲まれて
  生きていけますように・・・
END
情報提供者:牡丹さん
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